教員を志望していた大学生、「諦めた」「後ろ向き」5割超 企業調査

[ad_1]

教員を志望していた大学生、「諦めた」「後ろ向き」5割超 企業調査

文部科学省=東京・霞が関

【写真】「なぜ担任いないんですか」 足りない小学校教諭、1人で70人授業

 同社によると、教育系のアルバイトを紹介するサイトに登録する学生を対象にインターネットで調査した。教員を志望したことがある384人が回答した。

 「今も志望しているか」という問いに「していない」と答えたのが25・4%、「迷っているがどちらかというと後ろ向き」が26・5%で計51・9%が教員になることを諦めたり後ろ向きになったりしているという結果が出た。

 教員志望だったがやめたり後ろ向きになったりした学生に一番の理由を聞いたところ、「労働時間が長く、部活動や行事などで休日出勤も多いことを知ったから」が最も多く53・6%。次いで「教職課程の履修科目が多いなど教員になるまでの道のりが遠いから」が9・7%で、「公立校は残業代が支給されないから」と回答した学生は9・2%だった。

 トモノカイは中学や高校で大学生が放課後学習を支える事業も展開している。(編集委員・氏岡真弓)

    ◇

 〈教員不足〉文部科学省によると、各公立学校に配置されている教員の数が、教育委員会が本来配置するべき数を満たさず、欠員が生じることを「教員不足」と言う。学校では児童生徒の転入などで急きょ学級を増設することになったり、正規教員が産育休、病休に入ったりすることが少なくない。このとき通常は任期付きの非正規教員(臨時的任用教員)が補充されるが、なり手不足で補充ができず、各地で教員不足が続発している。各教委は臨時的任用教員の候補者名簿を作り、それをもとに補充する仕組みだが、教員の長時間労働への懸念などから名簿掲載希望者が減り、教員不足につながっている。

朝日新聞社

[ad_2]

Source link