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ウクライナ情勢が新たな局面に突入。ウクライナと国境を接するロシア側の領土で、工場や町に攻撃が仕掛けられた。
【画像】「プーチンのロシアは腐りきっている!」と訴える、“反プーチン”ロシア人部隊を見る
ウクライナ情勢のホットポイントは、国境を越えてロシア側の領土へ…。事態は猛スピードで動いている。
車が進んでいく先に、巨大な煙が黒々と上っている。
火災があったのは、ウクライナと国境を接するロシア南西部、ブリャンスク州の工場だ。
火災の原因はわかっていないが、この工場では、軍事用の部品などを作っていた。
さらに、その隣の州。ロシア・ベルゴロド州では、緑に囲まれた町で白い煙が上がっている。
この町で、2日間にわたって攻撃があり、ロシア側は「1人が死亡、13人がけがをした」と発表している。
ウクライナ政府は関与を否定している。
反プーチン派のロシア人部隊が侵入か
一方、ロシア側の領土に、ある集団が複数侵入していると主張している。
正体は、反プーチン派のロシア人部隊だ。
公開された画像には、「パスポートコントロール=出入国審査」と書かれた板があった。
さらに、別のグループは、ロシア国民に向けてこう訴えた。
“反プーチン”ロシア人部隊:
我々はあなたたちと同じロシア人だ。プーチンのロシアは腐りきっている!人々の命よりも、役人の財布のほうが大事なのだ!今こそ、クレムリンの独裁を止める時だ!
ロシア国防省は、「侵入したウクライナのテロリスト70人以上を殺害した」と発表している。
一方、ゼレンスキー大統領は、広島からウクライナへ戻った。
ゼレンスキー大統領は早速、前線の兵士たちを激励した。
国境の両側で加速する動き。ウクライナが準備しているという、“大規模な反攻”と関連してるのだろうか。
(「イット!」 5月24日放送より)
イット!