多度大社の「上げ馬神事」 駆け上がる坂の勾配や壁の高さの見直しを県が求める方針 三重県桑名市

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多度大社の「上げ馬神事」 駆け上がる坂の勾配や壁の高さの見直しを県が求める方針 三重県桑名市

今年の上げ馬神事の様子(三重・桑名市)

 多度大社の「上げ馬神事」は、馬が急な坂道を駆け上がり、高さ2メートルほどの壁を乗り越えられるかどうかで農作物の出来を占う行事で、1978年に三重県の無形民俗文化財に指定されています。

 県によりますと、先月の神事では、前脚の骨を折った馬1頭について安楽死の対応が取られたほか、法被やロープなどで馬をたたくなどの行為が確認されました。

 県には、馬の扱いに対する批判や意見が1000件ほど寄せられていて、県は動物愛護の観点から、今月開かれる予定となっている、神事の運営団体や県などが参加する「事故防止対策協議会」で、壁の高さや坂の勾配などを見直すよう求める方針を固めました。

 神事ではこれまでに、2010年に1頭、2014年に2頭の馬が、けがなどで殺処分となっていて、2011年には県が文化財保護条例に基づき、動物愛護の精神に反する行為を根絶するよう勧告していました。

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