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平岩弓枝さん
江戸末期のはたごを舞台にした人情物語「御宿(おんやど)かわせみ」シリーズなどで知られる作家の平岩弓枝(ひらいわ・ゆみえ)さんが9日午前4時ごろ、間質性肺炎のため東京都内の病院で死去した。
〔写真特集〕追悼2023
91歳だった。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長女小池三佳(こいけ・みか)さん。後日お別れの会を開く予定。
1932年、東京都生まれ。日本女子大を卒業後、作家の長谷川伸や戸川幸夫に師事した。59年、偽名で高価な刀剣に仕立て上げる鏨(たがね)師と鑑定家の対決を描いた「鏨師」で、直木賞を戦後最年少(当時)で受賞。「日本のおんな」をはじめ、女性の生きざまをテーマにした小説を多く執筆するなど、大衆文学作家として名をはせた。87年には田辺聖子さんとともに女性初の直木賞選考委員に就任、以降23年間務めた。
テレビドラマや舞台の脚本家としても活躍。「ありがとう」「肝っ玉かあさん」シリーズなど数々のヒット作を手掛けた。NHK放送文化賞や菊田一夫演劇大賞を受賞。91年「花影の花」で吉川英治文学賞、98年には菊池寛賞を受けた。2016年、文化勲章受章。
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