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全体がまだらにただれ、真っ赤な痕が残った背中。2022年8月、20代の女性Aさんが大阪市内のエステサロンで、背中の脱毛を行った直後の写真だ。
【画像】皮がめくれてしまった背中のやけど痕
Aさん:
もう帰ってる最中もずっと(背中が)熱くて……。すぐ家に帰って氷枕を背中に乗せてずっと寝てたんですけど、おさまらなくて。痛い。熱すぎて痛い。
21日、このエステサロンが、無資格で脱毛を行っていたとして検挙された。
「痕が残って異常だと…」
医師法違反と業務上過失傷害の疑いで書類送検されたのは、大阪市西区のエステサロン「BeSonder(ベゾンダァ)」の経営者の24歳の女ら2人。2人は、医師免許がないにも関わらず脱毛機器を使った医療行為を行い、Aさんにやけどを負わせた疑いがもたれている。
Aさん:
脱毛効果があるなら耐えるしかないのかなって思いましたけど。(やけどの)跡が残ってみて異常だったんだなと感じます。
夏が近づき、薄着になるこの季節に需要が高まる「脱毛」。ある調査によると、いまや女性の2人に1人、男性もおよそ15%が脱毛した経験があるという。
一方で、利用に際して不安な点もあるようで、街で話を聞くと「あまり安すぎるのはなんか逆に怖くて選べない」「気づいたら、契約しますか?その日に、みたいなかんじ。結構、めっちゃグイグイでした。どうやって断ろう…みたいな」といった声があがった。
“2000円で脱毛”安さにひかれ…「熱傷」と診断
こうした中で起きた脱毛をめぐるトラブル。Aさんは、「2000円で背中の脱毛ができる」という、その安さにひかれて訪れたサロンで、思わぬ被害を受けた。
Aさん:
夏に背中を出したいなという気持ちで、安い所を選びました。一回だけなので2000円でした。
最初はこのぐらいなるのかなと思いましたけど、この日より次の日がひどくて。見えていないですけどこの辺はめくれているんですよね。
脱毛直後の写真を見せながら、Aさんは被害の状況を訴えた。
Aさん:
もうこんなこと人生で起こると思ってなかったですし……。
Aさんは病院で「熱傷」と診断され、その後、警察に被害届を提出した。
警察によると、このエステサロンは、脱毛機器が照射する光を減らすフィルターを付け忘れたまま施術を行い、Aさんの背中に強い光を当て、やけどさせたとみられている。
Aさんの施術をしたアルバイト女性は、「私が施術前に確認を怠らなければ防げた事故になります」と過失を認めた。
Aさんの背中には、脱毛からおよそ10カ月が経った今も、やけどの跡が残ったままだ。
Aさん:
結婚式したらウェディングドレス着たいじゃないですか。その時に背中を見せるのを躊躇すること自体おかしいし、この気持ちどうしてくれるんだと。
調べに対し、経営者の女は「医師などの資格が必要だとは知らなかった」などと、容疑を一部否認している。
(「イット!」6月21日放送より)
イット!
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