「ツール・ド・北海道」開催中断 第1ステージで落車事故発生か

ツール・ド・北海道公式SNSが中止を発表

国内最大級の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」の公式SNSは、8日に第1ステージで事故が発生し、第2、3ステージも中止となることを発表しました。

2019年の「ツール・ド・北海道」

SNSの投稿では、「本日の第1ステージのレースは事故のため中止となりました。各チームの選手を含むキャラバン隊は、安全にフィニッシュエリアに向かっています。明日以降のレースに関しては、公式発表をお待ちください」と、レースの中断を報告しています。

また、別の投稿では、「ツール・ド・北海道2023大会の第2、第3ステージも中止となります」と述べています。

ツール・ド・北海道は、1987年に初めて開催されました。今年は第37回目となり、開幕は8日と予定されており、3日間のレースが行われる予定でした。第1ステージは旭川市から十勝管内新得町までの174キロを走る予定でしたが、参加選手の落車事故が発生しました。この事故は乗用車との接触事故と考えられており、救急搬送されたとの情報もあります。

大会のインスタグラムによると、北海道警察もレースに協力し、パトカーが先導したりなどの安全対策をとっていました。しかし、ネット上では「車両通行止区間なのに一般車両がいたのはおかしい」といった指摘もあり、レースの安全管理について問題が浮上することになりそうです。

過去には、2018年に開幕日の未明に地震が発生し、史上初めて全行程が中止となったこともありました。

(記事の出典元:日本ニュース24時間