“血を吸い巨大化”マダニの生態 オズウイルス感染で70代女性死亡…マダニが媒介か

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MBSニュース

 6月23日、厚生労働省は、世界で初めてマダニが媒介するとみられるオズウイルスに感染して心筋炎で死亡する例があったと発表しました。去年の夏、茨城県在住の70代女性が倦怠感や発熱などを訴え入院。その際、足の付け根にマダニが付着していて、血液検査などでオズウイルスが検出されたということです。

 オズウイルスは2018年に日本で初めて発見されたウイルスで、現在わかっている症状は発熱・倦怠感・関節痛・食欲低下・嘔吐など。治療薬はなく、対症療法のみでワクチンもありません。

 ウイルスを媒介したとみられるマダニ。一体どんな生態なんでしょうか。

 (和歌山県立自然博物館の学芸員 2021年取材)
 「同じ種類で同じメスの個体なんですけれども、血を吸う前と吸った後でこれだけ違います。(Q血を吸ったらここまで大きくなる?)そうですね」

 マダニは春から秋にかけて活発に活動し、草むらや山などに生息。約1週間かけて血を吸い、徐々に大きくなります。さまざまな感染症を媒介し、その中には致死率が30%にも上るものも。

 マダニに噛まれた場合の対処法について、茨城県は「無理に引き抜こうとしないで医療機関を受診していただきたい」と話しています。

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