「娘が目覚めると男が部屋にいた」被害者のリュックに入っていた鍵で侵入か【横浜・女子大生刺殺】

横浜市で、女子大学生を刃物で刺し殺害した疑いで元交際相手の男が逮捕された事件で、大学生の母親が、当日の朝「娘が目覚めると男が部屋の中にいた」と話していたことがわかりました。

【画像】被害者が部屋で目覚めると、そこには…

伊藤 龍稀容疑者はきのう、横浜市鶴見区のマンションの駐車場で、このマンションに住む冨永 紗菜さんの上半身などを包丁で複数回刺し、殺害した疑いが持たれています。

冨永さんの母親が「娘が血だらけで倒れている」と警察に通報して事件が発覚しましたが、その際「朝、娘が目覚めると伊藤容疑者が部屋の中にいた」という趣旨の話もしていたことが分かりました。

伊藤容疑者は1週間前に、冨永さんの部屋の鍵が入ったリュックを自分の車に乗せたまま帰宅していたということで、警察は、事件直前に伊藤容疑者がこの鍵で冨永さんの部屋に侵入していた可能性があるとみて調べています。

伊藤容疑者は調べに対し、「彼女を刃物で刺してしまった」と供述しているということです。