
(写真:読売新聞)
【ニューヨーク=金子靖志】米ニューヨーク州の地区検察は14日、2010~11年に同州ロングアイランドで11人の遺体が相次いで見つかった未解決事件で、建築家のレックス・ホイヤーマン容疑者(59)を女性3人を殺害した罪で起訴したと発表した。容疑を否認しているという。検察は他の被害者についても関与を調べる方針。
米メディアによると、昨年2月に捜査態勢を強化し、ロングアイランドに住む同容疑者が浮上。路上に捨てた食べ残しのピザの耳から採取したDNAが、女性3人の遺体に残っていた毛髪と一致したという。
この事件は遺体で見つかった11人の多くが売春に関与した女性で、20年に公開された映画「ロストガールズ」の題材になった。