女子高校生はカラオケ店で突然嘔吐…“体温超え”で熱中症とみられる患者搬送相次ぐ 危険な暑さと戦う救急の現場

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救急搬送される女子高校生 2023年7月17日

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 名古屋で最高気温37.4度と体温を超える危険な暑さとなった17日、熱中症とみられる患者の搬送が相次ぎました。危険な暑さと戦う命の現場に密着しました。

 名古屋市西区にある名古屋市消防局の特別消防隊第二方面隊。

女子高校生はカラオケ店で突然嘔吐…“体温超え”で熱中症とみられる患者搬送相次ぐ 危険な暑さと戦う救急の現場

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 救急車に運びこまれたのは40代の女性。立体駐車場の車の中で、めまいや嘔吐の症状が出たといいます。女性はぐったりした状態でしたが意識はあり、命に別条はありませんでした。

女子高校生はカラオケ店で突然嘔吐…“体温超え”で熱中症とみられる患者搬送相次ぐ 危険な暑さと戦う救急の現場

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 向かったのは中村区のカラオケ店。運ばれてきたのは10代の女子高校生です。午前中から外出していて、カラオケ店に入った1時間後に、突然嘔吐などの症状が出たというこの女子高校生。

女子高校生はカラオケ店で突然嘔吐…“体温超え”で熱中症とみられる患者搬送相次ぐ 危険な暑さと戦う救急の現場

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 近隣の2つの病院に受け入れを要請しましたが、いずれも断られ、現場から10キロ程も離れた別の病院に搬送されました。

名古屋市消防局の原消防司令:
「カラオケボックスの中でシートの上で寝てしまって、ぐったりしていて動けない状態。(昨日は)炎天下でずっと部活をやっていたということで、昨日は頭痛があったみたいなので、体力的に落ちていたのかもしれない」

 猛烈な暑さとなった17日、名古屋市消防局が救急搬送した熱中症疑いの患者は68人にのぼり、2023年で最多となりました。

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 東海3県では18日も危険な暑さとなり、三重県桑名市で39度を観測し全国で最も暑くなったほか、各地で37度を超えるなど連日の体温超えの最高気温を観測しました。

 17日に最高気温が39.1度を観測し日本一暑くなった豊田市では、18日も37.4度まで気温が上がりました。

女性:
「結構蒸し暑くて、サウナ状態みたいな。水を1日2リットルくらい飲むようにしています」

 かき氷を提供する豊田市駅前のカフェでは…。

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