元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が、国会議員らの裏金問題について、検察の立件基準に疑問を投げかけました。
安倍派裏金問題での立件基準に疑問
菊間氏は、自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金問題に関して、検察が立件するかどうかの基準に線引きがあることについて疑問を持ちました。線引きがあると「信頼回復につながらないことに、検察も加担しているようにみえる」と指摘しました。
検察の立件基準に対する議論
テレビ朝日系列の番組では、この問題について討論が行われました。元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「裏金が1000万を超えていたら立件、800万なら立件しないというのはおかしい」と指摘し、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「検察がラインをどこで引くのか難しい。厳しすぎると多くの議員が立件される可能性がある」と述べました。
これに対し、大阪地検出身の亀井正貴弁護士は「ラインは引かれると思うが、今回違うのは、これまでの先例に縛られず、新たな基準を悪質性を加味して成立させる可能性がある」と指摘しました。
信頼回復に向けて
菊間氏は「緩い基準では信頼回復につながらないし、検察も加担しているようにみえる」と述べました。さらに、「国民は検察に期待していると思うので、しっかりと対応してほしい」と訴えました。また、「政治家への信頼が地に落ちているので、しっかりと立件してほしいと思います」とも語りました。
この問題に対しては、国民の期待に応えるためにも、検察が厳正な対応を取る必要があります。
元記事のリンク: 日本ニュース24時間
