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豪米二ヶ国間演習「タリスマン・セイバー」に参加するオーストラリア軍、米軍、自衛隊、韓国軍は22日、演習のオープニングを飾る合同実弾射撃を披露し、豪軍はホームページ上で「タリスマン・セイバーが豪快にキックオフされた」と報じている。
同盟国やパートナー国の協力は人間的な繋がりを強化するためのもので、それこそが合同演習の全てだ
この合同実弾射撃で披露された火力はオーストラリア軍のM777A2、米軍のHIMARSとM777A2、韓軍のK9A1、自衛隊の03式中距離地対空誘導弾で、F-35B、AC-130、AH-1Z、AH-1Wによる空からの火力投射も行われ、フランス軍、ドイツ軍、ニュージーランド軍は兵站支援で合同実弾射撃に参加したようだ。
1枚目:強襲揚陸艦アデレードの飛行甲板上でM777A2の移送準備を行う豪陸軍兵士
2枚目:合同実弾射撃で使用する155mm砲弾をチェック中の豪陸軍兵士
3枚目:豪陸軍のCH-47がM777A2を輸送し終えて離陸するシーン
4枚目:M777A2の前でポーズをとる米海兵隊の第31海兵遠征部隊に所属する軍曹
5枚目:M777A2を操作する米陸軍の第25歩兵師団に所属する砲兵
6枚目:第31海兵遠征部隊の砲兵がM777A2に砲弾を装填するシーン
7枚目:米陸軍の第17野戦砲兵旅団がHIMARSを一斉発射するシーン
8枚目:ショールウォーターベイ演習場に持ち込まれた韓国海兵隊のK9A1
9枚目:韓国海兵隊のK9A1が発砲するシーン
10枚目:ショールウォーターベイ演習場に佇む韓国海兵隊のK9A1
合同実弾射撃に参加した豪第1旅団のニック・フォクソール准将は「同盟国やパートナー国の協力は人間的な繋がりを強化するためのもので、それこそが合同演習の全てだ」と、米第17野戦砲兵旅団のアレックス・カー中佐も「複数の国と一緒に演習を行うというユニークさと、この演習内容の複雑さは参加した兵士にとってかけがえのないものになるだろう」と述べた。
さらに豪統合作戦本部長のグレッグ・ビルトン中将は「披露された兵器の実弾射撃は見慣れたものかもしれない。しかし(合同実弾射撃の)舞台裏では見たこともない体験の連続だ。つまり多国間の指揮統制と調整、これを実行するために必要な照準と計画だ」と語っており、価値の高い訓練は参加した兵士にベストプラクティスの共有と戦術を強化する機会を提供すると付け加えている。
因みに韓国はタリスマン・セイバーにK9A1だけでなくChunmooも持ち込んでおり、演習責任者を務めるオーストラリア軍のヒル准将は「韓国のChunmooは素晴らしい能力を備えている。これがタリスマン・セイバーの演習で披露されるのは砲兵士官として本当にエキサイティングだ」と述べているが、今のところChunmooが合同実弾射撃に参加したことを示す写真や動画は見つかっていない。
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※アイキャッチ画像の出典:Defence Australia LAC Adam Abela
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