侵攻519日目、ウクライナ軍がザポリージャと南ドネツクで大きな前進

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ウクライナ軍がザポリージャ州オレホボ周辺のロボーティネ付近で仕掛けた攻勢は「これまで確認された中で最も深い位置」に到達、南ドネツク方面でもウクライナ軍がスタロマイオルズキーに取り付いたことが確認されている。

ウクライナ軍が活溌に攻勢を仕掛けて前線に動きが戻ってきた

ニューヨーク・タイムズ紙は26日「温存していた予備戦力を投入する反攻作戦の主攻が始まった」と報じ、軍事アナリストのロブ・リー氏はオレホボ方面への予備戦力投入について「この地域の反攻作戦を第9軍団から第10軍団(第21機械化旅団、第33機械化旅団、第37海兵旅団、第47機械化旅団、第82空中強襲旅団)が引き継ぐことを意味し、既に第10軍団の一部は戦闘に参加している」と指摘していたが、ロシア側情報源(Рыбарь)も「ロボーティネ付近に戦車を含む突撃部隊を集中させはじめた」と言及。

侵攻519日目、ウクライナ軍がザポリージャと南ドネツクで大きな前進

出典:GoogleMap ザポリージャ州オレホボ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

さらにロボーティネの北東地域でウクライナ軍の大規模な攻勢が視覚的に確認されており、でロシア軍の自爆型ドローンがウクライナ軍のレオパルト2A6を攻撃、でロシア軍のランセットがウクライナ軍の戦車2輌とブラッドレーを攻撃、でウクライナ軍のブラッドレーが地雷、対戦車ミサイル、砲兵部隊の攻撃を受ける様子、でウクライナ軍の3輌の車輌が炎上する様子が登場。

ウクライナ軍の攻勢が成功したのか阻止されたのかは不明だが、これまで確認された攻勢の中で「最も深い位置」に到達しているため、ロボーティネの北東地域にウクライナ軍が定着しているのは確実で、第10軍団が本格的に投入されればロボーティネ周辺の防衛ラインを突破できるかもしれない。

侵攻519日目、ウクライナ軍がザポリージャと南ドネツクで大きな前進

出典:GoogleMap 南ドネツク周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍は南ドネツク方面のスタロマイオルズキー方向で「一定の成功があった」と言及していたが、ロシア側情報源(Рыбарь)も「激しい戦闘の末にウクライナ軍がスタロマイオルズキーに隣接する高台を占領し、集落の北と北西郊外に侵入した」と報告、視覚的にも付近でロシア軍の兵士が逃げ出す様子、付近でウクライナ軍と交戦したロシア軍兵士が捕虜になる様子が確認されており、ウクライナ軍は部分的にスタロマイオルズキーを支配している。

このまま集落からロシア軍を追い出してスタロマイオルズキーを解放できるかは「隣接する高台」を奪取できるかどうかに掛かっており、ここを確保できればロシア軍にスタロマイオルズキーとウロジャイネからの撤退を強いることが出来る。

ウクライナ軍のトクマク攻略が本格化、温存していた予備戦力を投入

 

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ



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