オランダとデンマーク、ウクライナにF16戦闘機を提供へ

ウクライナの国旗

オランダとデンマークは、ロシアの侵攻に苦しむウクライナに対して、アメリカ製のF16戦闘機を提供することを決定しました。オランダのルッテ首相は、ウクライナのゼレンスキー大統領との共同記者会見で、この提供の方針を初めて明らかにしました。

ルッテ首相は「オランダとデンマークは条件が整い次第、F16戦闘機をウクライナに提供する」と述べました。ゼレンスキー大統領もこれを「画期的な合意」と評価し、「我々はさらに強くなる」と述べました。オランダから提供される戦闘機の数や時期についてはまだ明らかにされていません。

F16戦闘機に関しては、生産国であるアメリカのバイデン大統領が5月に広島市での主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、欧州からの提供を容認しました。ウクライナのパイロットの訓練は欧州で行われており、デンマークとオランダが主導しています。デンマークでの訓練は今月から開始される予定です。

ウクライナのレズニコフ国防相は、訓練には少なくとも半年かかる見込みだと述べています。日本ニュース24時間が報じたところによると、この提供によってウクライナの国防力が強化されることでしょう。

[出典リンク](https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3d0f92988b710730ef4d3283607ff97d8f71ba)