小学校の教科担任の配置が前倒しになる見込み 教育省が忙しさ対策を検討中

前倒し配置の検討が進む

教育省では、小学校高学年の教科担任制度について、当初予定よりも前倒しで配置する方向で調整しています。

外国語や理科などの4つの教科に関して、2022年度から2025年度までの4年間にわたり、段階的に配置を増やす計画を立てていましたが、1年早めて実施することも視野に入れています。教員の多忙化対策の一環として、教育省は24年度の予算要求に関連経費を盛り込む予定です。

具体的には、小学校の5年生と6年生で、外国語、理科、算数、体育の4つの教科において、教科担任制度を2022年度から本格的に導入しています。自民党の「令和の教育人材確保に関する特命委員会」(委員長・萩生田光一政調会長)は今年の5月、2022年から2024年までの3年間で教員の配置を完了するよう提言しました。この提言に基づき、教育省が検討を進めていたのです。

文部科学省=東京都千代田区

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