中国機へのスクランブル179回 過去2番目の多さ 4~6月

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警戒を強める防衛省=東京都新宿区(川口良介撮影)
警戒を強める防衛省=東京都新宿区(川口良介撮影)

 防衛省統合幕僚監部は26日、日本領空に接近した中国機に対する航空自衛隊機の緊急発進(スクランブル)回数が今年4~6月期で179回だったと発表した。前年同時期から6回増え、過去最多だった平成28年の199回に次ぐ回数となった。ロシア機は65回で前年同時期から30回減ったが、太平洋上での領空侵犯事案などもあった。

 全体のスクランブルは246回で、前年同時期から25回減少した。

 防衛省は4~6月に6件の「特異な飛行」を発表したが、このうち4件が中国軍機だった。スクランブルの対象は戦闘機が中心で、沖縄本島と宮古島の間を通過する動きなどが引き続き確認された。

 ロシア機では、6月20日に「TU95爆撃機」が沖縄県・南大東島と東京都・八丈島の領空を相次いで侵犯した。今回の公表分には含んでいないが、今月23日にも「A50空中警戒管制機」が竹島(島根県隠岐の島町)に領空侵犯している。防衛省は「スクランブル回数は減少したものの、引き続き活発な活動状況にある」として警戒している。

 空自航空方面隊別では、南西諸島周辺を担当する南西航空方面隊が162回で最多だった。

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