ロシア軍パイロットがウクライナに亡命、侵攻に反対

ウクライナへの亡命

ウクライナ国防省情報総局は、ウクライナに越境したロシア人パイロットの亡命作戦が成功したことを4日に発表しました。

亡命の理由

このパイロットは、5日にキーウで行われた記者会見で、ウクライナへの亡命の理由について語りました。彼はウクライナ侵攻に反対しており、これ以上関与したくなかったためだと述べました。

亡命の経緯

情報総局によれば、ロシア軍のマクシム・クジミノフ大尉(28)は、ミル8輸送ヘリで8月9日にウクライナに越境しました。事前に亡命の意思を伝え、6カ月間の準備をした後の行動でした。彼の家族は事前に脱出していたとのことです。ヘリの着陸は、現地メディアによって同月23日に報じられていました。

亡命後の行動

クジミノフ氏は記者会見で、ヘリには他に乗組員が2人いたこと、彼自身は武器を所持していなかったことを明らかにしました。亡命後、彼は一緒に亡命を促したが、2人の乗組員は逃亡したと述べました。情報総局によれば、2人は着陸直後に死亡したとのことです。

ウクライナ側の対応

情報総局のユソフ報道官は、クジミノフ氏に50万ドル(約7400万円)を提供することを約束しました。また、ロシア兵が兵器を携えて投降した場合、適切に補償する法律がゼレンスキー大統領の署名で存在していることを指摘し、「戦争犯罪者になりたくないロシア人は、ウクライナ軍に寝返ってほしい」と呼びかけました。


Image


Source link: 日本ニュース24時間