ウクライナ、東・南部の前進が続く 冬の訪れ目前、反撃可能な残り日数は「45日」

ウクライナ国防次官の発言によると

ウクライナのマリャル国防次官は、ロシア軍に対する反転攻勢が進展し、東部ドネツク州オピトネ村の一部などを奪還したことを述べました。過去1週間で、東部・南部を中心に領土奪還が進み、ドネツク州の要衝バフムト周辺の一部も解放に成功したそうです。この情報は、ロイター通信などが報じています。

米軍統合参謀本部議長のコメント

一方、米軍統合参謀本部議長であるミリー氏は、英BBC放送で「ウクライナ軍は着実に前進している」と述べた上で、今後の反転攻勢が可能な期間についても言及しました。年内には残り「30~45日」しかなく、冬が近づくと寒さが増し、作戦がより困難になると指摘しました。加えて、ウクライナの秋は雨が多いため、前線が泥でぬかるむことにより、兵士や武装車両の進軍にも影響が出る可能性があると伝えられています。

ウクライナ軍情報機関トップのコメント

これに対し、ウクライナ軍情報機関トップであるブダノフ国防省情報総局長は、天候のせいで反転攻勢が停止することはないと述べました。地元紙キーウ・ポストによると、彼は自信を持って語ったそうです。

ウクライナ兵が戦闘に従事する様子

記事の出典: 日本ニュース24時間