なぜ日本だけトランプを「トランプ」と呼ぶのか 海外では「別の言葉」を使う

あなたの朝がいつもイイ朝でありますように―ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月4日放送分のテーマは「トランプ」です。

日本での独特な呼び名

日本で「トランプ」と言えば、「ジョーカーを加えた全部で53枚のカード」のことであり、さらに「そのカードを使った遊び」においてもそう呼ばれます。しかし、このカードを「トランプ」と呼ぶのは、実は日本だけなのだそうです。英語では「プレイング・カード」または「カード」であり、日本で言うトランプ遊びのことは「プレイ・カード」と言われます。

「トランプ」という名前の由来

「トランプ」という名前は一体どこから来たのでしょうか? もともと英語の「trump(トランプ)」は「切り札」という意味です。一説には明治時代、日本に来た外国人の方がカードでゲームをしている際、よく「切り札」の意味で「トランプ!」と言っていたそうです。それを聞いて「外国ではカードや、カードを使って遊ぶことを『トランプ』と呼ぶのだな」と勘違いしてしまい、それが広まったと言われています。

トランプの起源

そんなトランプが、いつごろ、どこで誕生したのか、詳細は判明していません。古代インドやエジプトが発祥など諸説ありますが、「中国で生まれ、ヨーロッパに広まった」とする説が有力だそうです。

トランプ遊びのカード

まとめ

日本で「トランプ」と呼ばれているカードは、実は日本独自の呼び方であり、海外では「プレイング・カード」と呼ばれています。その由来には、明治時代に外国人が「切り札」という意味で「トランプ」と言っていたことが関与しているようです。トランプの起源については諸説ありますが、中国からヨーロッパに広まったという説が有力です。

もし気になったら、詳しい情報は「日本ニュース24時間」のリンクからチェックしてみてくださいね。

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