元参院議員であるガーシーこと東谷義和被告(51)の初公判が開かれた。報道陣や傍聴希望者が集まり、緊張感の漂う廊下を彩っていた。
ガーシー被告の経歴
検察側の冒頭陳述が行われた。東谷被告は大学卒業後、イベント企画などを経て令和4年に参院議員に当選したと述べられた。しかし、旧NHK党(現・政治家女子48党)からの初当選後、海外に滞在しており、参院本会議で除名されてしまった。
詐欺トラブル報道後の変化
検察官は、被告が女性らから金銭を集める詐欺トラブルを報じられたことを説明した。報道後、被告は芸能人らとの交流が途絶え、それが動画配信活動の本格化に繋がったと述べられた。
「ガーシーch」の誕生
被告は知人からYouTubeでの暴露動画配信を持ちかけられ、令和4年2月に「ガーシーch」を開設した。被告は、自身の意に沿わない芸能人の「暴露話」を投稿し始めた。ユーチューブからアカウントは凍結されたが、登録者数は100万人を超え、被告が収益を得る手段となっていた。
協力者への指示
被告は協力者に対し、「切り抜き動画」の投稿とその収益の一部を納めるよう指示していた。この「切り抜き動画」とは、被告が投稿した動画の要点を編集して再投稿するものである。
綾野剛さんへの攻撃
検察官は、俳優の綾野剛さんとその所属事務所への「攻撃」について詳細を説明した。報道後、綾野さんとの連絡が途絶えたと被告は感じていたという。被告はユーチューブに「爆弾はいっぱいあります」と話す動画を投稿し、綾野さんからの連絡はなかったと述べられた。
次回への展開
追起訴状の内容によれば、被告はUAEからの動画投稿により、綾野さんの告訴を取り下げさせようと試みたとされる。検証は証拠調査に移行した。
記事の引用元リンク:日本ニュース24時間
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