高市大臣、中国への反論は「急きょ入れた」 処理水めぐりIAEA総会で激しい応酬「突出した輸入規制は中国のみ」

高市大臣、中国への反論は「急きょ入れた」 処理水めぐりIAEA総会で激しい応酬「突出した輸入規制は中国のみ」

こんにちは、日本ニュース24時間の読者の皆さん。最新のニュースをお伝えします。今回は、中国と日本の関係にまつわる注目の話題です。オーストリア・ウィーンで行われたIAEA(国際原子力機関)の総会で、日本の高市早苗科学技術相が中国の反論に対して急きょ反論したことが明らかになりました。

中国側“核汚染水”と批判…高市氏「突出した輸入規制は中国のみ」

高市早苗科学技術相は、中国が福島第一原発の処理水放出を非難したことに対して反論しました。中国政府は処理水の海洋放出に反対し、日本産水産物の輸入禁止措置を続けています。中国の代表団は今回も処理水を“核汚染水”と呼び、処理水放出を厳しく非難しました。しかし、高市科学技術相は「突出した輸入規制をとっているのは中国のみです。日本としては引き続き、科学的根拠に基づく行動や正確な情報発信を中国に対して求めていきます」と述べ、中国の反論に対抗しました。

高市科学技術相は会場で思わぬ反論をすることになり、彼の表情からは緊張が伺えます。しかし、バインダーから取り出した資料を確認し、笑顔で登壇した彼の姿勢は一転しました。

彼は「突然の反論でしたが、中国の独自の輸入規制措置に対しては異議を唱えます。日本は引き続き科学的な根拠に基づく行動と正確な情報を提供し続けます」と述べました。

中国の代表団は高市科学技術相の演説中に反論の機会を要求し、国名が書かれたプレートを立てました。一方、高市科学技術相は会場の外で「急きょ反論を入れました。最初は国連で行う予定でしたが、ここで行うことになりました。中国に対する反論を当初は予想していなかったため、少し慌ただしかったです」と話しました。

高市科学技術相の後に中国の代表団が再び日本を批判し、処理水の海洋放出を控えるよう求めました。これに対し、日本の引原大使は「福島第一原発以外にも、トリチウムの年間排出量が5倍から10倍の原発が中国にある」と再び反論しました。

この問題については、今後も注目が集まることでしょう。日本が科学的根拠に基づく行動を取り続け、正確な情報を発信していくことが重要です。

それでは、日本ニュース24時間の最新情報をお伝えしました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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