お金を貸してほしいと頼まれること、ありますよね。でも、お金の貸し借りってちょっと悩ましいものです。どうしても気持ちが複雑になってしまう高校生のかーくんさんから、私たちへの相談が寄せられました。今回は、その相談内容とアドバイスをご紹介します。
【お悩み】「お金を貸して」と言う友達にモヤッ
友達に頻繁に「お金貸してくれ～」と言われることがあります。でも、お金の貸し借りにはあまり良いイメージがないと感じているんです。だから、正直に「あんまり貸したくないかな」と伝えるようにしています。それでも、しつこく頼まれることもあるんですよ。そんな時は、「1日ごとに返済額は貸したお金の3割ずつ増えてくけどいい？」と冗談を言って、なんとか対処しています。でも、このやり取りはあまり気持ちが良くありませんから、ちょっとした悩みになってしまっています。
さて、皆さんは友達とのお金の貸し借りについてどう思いますか？また、上手な断り方を教えてくださいね。（かーくん・高校2年男子）
「親が稼いだお金だから」と断ろう
お金を貸すことをしつこく迫る人は、本当の友達ではありません。私なら、「親が一生懸命働いて稼いだお金だから貸せないよ。自分で働いて稼いだお金なら貸せるけど。無理だよ」とはっきり言います。それでもしつこい場合には、500円を渡して「友達をやめよう」と伝えます。もし関係がこじれてしまうようなら、親や先生など第三者に相談するべきです。（ゆったん・高校3年女子）
貸せない理由を伝えよう
友達に「お金を貸して」と頼まれたら、「親にお金の貸し借りはトラブルのもとになるからしないように」と正直に伝えるようにしています。相手に貸せない理由をきちんと話すことで、理解してもらえるはずです。ただし、部活の遠征先から帰るときや、友達の交通費が足りない場合には、お金を返してもらう日時や場所を指定してから貸すようにしています。（東欧のもこう・高校2年男子）
貸したら金額をメモしよう
私も友達とお金の貸し借りをすることがあります。ただし、その場でスマホにメモをして、「今日、何円貸したからね」と相手に確認しています。そして次に会う時や2週間に1回くらいのタイミングで、「◯円貸してるよね？ 次に会うときには返せそう？」とコミュニケーションを取るようにしています。お金の問題で揉めると、仲良くしていくことができませんよね。相手との関係にもよりますが、信頼できて仲が良い友達以外にはお金を貸さないようにしましょう。（ふーち・中学3年女子）
以上、友達にお金を貸す時に心得ておきたいポイントをご紹介しました。お金の貸し借りは、なかなか難しい問題ですが、自分の意見や感じたことをしっかりと伝えることが大切です。友情を大切にしながら、上手にお金の貸し借りをするよう心掛けましょう。
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