松本人志さんのそっくりタレント、松本一人さんがコンビニで特殊詐欺を防ぎ、警視庁四谷署から感謝状を贈られました。
コンビニでの出来事
一人さんによれば、9月9日の午後11時すぎ、東京都新宿区のコンビニエンスストアに立ち寄りました。その時、80代の男性が10万円分の電子マネーカードを手にしているのを目撃しました。男性はパソコンが動かないと困り顔で言いました。一人さんは「パソコンで何をされる予定ですか?」と尋ねましたが、男性はうまく答えられませんでした。一人さんは疑念を抱き、詐欺を疑った後、「警察がパソコンを修理してくれるかもしれませんよ」と伝えました。その後、一人さんは店員に事情を説明し、警察に通報しました。結果として、事件は詐欺であることが判明しました。
一人さんの活動とコメント
一人さんはテレビ番組やイベントの司会などで活躍しています。その日、一人さんは松本人志さんが着ているような衣装を身に着けて四谷署に現れ、取材に対して「日常生活の小さな違和感を見逃さず、詐欺被害を未然に防ぐことが大切だと思います」と語りました。更に一人さんは犯人に対し、「悪いことをしたら、あかんでー!」と呼びかけました。
特殊詐欺の現状
警視庁四谷署によると、今年の都内の特殊詐欺被害総額は約51億円(8月末時点)で、昨年同期比で約10億円増加しているとのことです。特にパソコンのウイルス除去などを名目にした「サポート詐欺」が増えているそうです。後藤浩一副署長は「少しでもおかしいと思ったら、警察に相談してください」と話しています。
一人さんの行動は、私たちが特殊詐欺から身を守るためにも、注意深く行動することの重要性を教えてくれました。
朝日新聞社
ソースリンク: 日本ニュース24時間