野球のアジア大会スーパーラウンド第1戦で、韓国代表が社会人選手で構成された日本を2-0で破りました。この勝利により、韓国は決勝進出への道を切り開きました。
韓国の攻撃力が爆発
韓国は6回裏、キム・ヘソンの二塁打、チェ・ジフンの送りバント、ユン・ドンヒの四球でランナーを溜め、ノ・シファンの犠打で先制点を挙げました。さらに、ノ・シファンは8回裏にも適時打を放ち、この日の韓国の2得点を一人でたたき出しました。
先発投手の朴世雄は6回を投げて9奪三振、2安打2四球無失点と素晴らしいピッチングを見せ、日本打線を封じ込めました。リリーフのチェ・ジミンとパク・ヨンヒョンも無失点で勝利に貢献しました。
韓国の決勝進出への道
韓国はセカンドステージのグループBで台湾に0-4で敗れましたが、スーパーラウンドでの成績を1勝1敗としました。スーパーラウンドでは、グループAの1位と2位がグループBの1位と2位とそれぞれ対戦し、セカンドステージでの直接対決の結果を合算して決勝進出チームを決定します。
韓国は台湾に敗れたため、スーパーラウンドの2試合で日本と中国に連勝する必要があります。しかし、初戦の日本戦に勝利したことで、決勝進出への望みがつながりました。
スーパーラウンドでは、韓国・台湾・中国がいずれも2勝1敗で並ぶ可能性もあります。その場合、3チーム間の試合の得失点差で決勝進出チームを決めます。韓国は次の中国戦で大量得点し、失点を最低限に抑えることが重要です。これまで精彩を欠いていた打線が中国戦で爆発するかどうかがカギとなります。