NHK紅白:旧ジャニーズ事務所の出場停止が視聴率にも打撃を与える可能性

NHKの人気番組である「紅白歌合戦」について、旧ジャニーズ事務所所属のタレントの出演停止が確実視されています。これにより、番組の視聴率が下がり、打ち切りの可能性も出てきています。

性加害問題の影響が広がる

ジャニーズの創設者であるジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題の影響が、NHKにも広がっています。NHKの稲葉延雄会長は、被害者への補償や再発防止の取り組みが確認されるまでは、新規契約は行わないと明言しました。

さらに、NHK局内での性加害被害の報道についても、NHK上層部は重く受け止め、出演者の安全や人権を守る取り組みを進める必要があると発言しています。

これらの事態により、NHKは紅白歌合戦への旧ジャニーズタレントの出演をゼロにする方針をとることが確実とされています。

紅白歌合戦の危機

これにより、紅白歌合戦を仕切る現場関係者は戦々恐々としています。なぜなら、ジャニーズタレントは視聴率を獲得できる存在であり、彼らの出演がなくなれば紅白歌合戦の視聴率が急落する可能性があるからです。

昨年の第1部の平均視聴率は31.2%であり、旧ジャニーズ出演がなくなった場合、特に第1部の視聴率の急落は避けられません。

現在、昭和歌謡企画や韓国アイドル、松田聖子や中森明菜の出演が話題になっていますが、まだ確定しているわけではありません。

もし視聴率が30%を下回れば、紅白歌合戦は民放と大差ない存在になってしまい、「紅白オワコン」とまで言われる可能性があります。

NHK内部でも意見が分かれており、紅白不要論が根強く存在している状況です。

視聴率によっては、打ち切りには至らなくても、今後は第1部を削るなど、時間短縮の検討もされるかもしれません。

このような状況から、旧ジャニーズ事務所と共倒れになる可能性が出てきた紅白歌合戦。ジャニーズが長年にわたり、番組に密接な関係を持ち、性加害問題を容認してきたツケが大きくなってきました。

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