ウクライナ情勢が緊迫化する中、新たな動きがありました。隣国のスロバキアが、ウクライナへの武器供与を停止すると表明しました。これにより、ヨーロッパ内の結束に揺れが生じる可能性も出てきました。
スロバキアの新首相の声明
スロバキアの新首相であるフィツォ氏は、「私は首相として、ウクライナへの軍事援助の停止を支持します」と述べました。新政権誕生後、フィツォ氏がウクライナ情勢に関してどのような姿勢を取るのか注目されていましたが、武器供与の停止を決断しました。
フィツォ首相は、人道支援や財政的な援助は継続する方針を示していますが、ロシアへの追加制裁への反対姿勢を示しています。フィツォ氏が率いる左派政党「スメル(道標)」は、総選挙で第1党となり、連立政権が発足しました。これでフィツォ氏は4度目の首相の座に就くことになります。
ヨーロッパ内の結束が揺らぐ可能性も
これまでハンガリーがロシアに融和的な姿勢をとっていたため、ウクライナ情勢においてヨーロッパ内の結束が揺らぐ懸念がありました。そして、今回のスロバキアの新政権誕生により、さらにその可能性が高まりました。
(写真:FNNプライムオンライン)
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スロバキアがウクライナへ武器供与停止
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