エジプト領ターバとヌウェイバに正体不明の飛翔体が着弾、イエメンから発射？

最近、エジプト領ターバとヌウェイバに正体不明のミサイルが着弾したというニュースが報じられました。ターバから約60km離れたヌウェイバでも「飛翔体が落下して爆発した」とのことで、イスラエル国防軍のハガリ報道官は「イエメンからミサイルが発射された可能性がある」と示唆しました。

具体的な言及を避けながら遠回しに「イエメンからミサイルが発射された」と示唆

27日、エジプトのアカバ湾に隣接するターバでは、医療施設周辺にミサイル（おそらく自爆型無人機）が着弾し、6人が負傷しました。さらに、ターバから約60km離れたヌウェイバでも「飛翔体が落下して爆発した」と報じられており、攻撃を行ったのは誰なのかに注目が集まっています。

アカバ湾北端のターバでの事件について、イスラエル国防軍のハガリ報道官は27日、「ここ数時間で紅海海域から脅威が検出され、戦闘機がスクランブル発進した。まだ調査中ですが、紅海海域で検出された脅威がエジプトで発生した衝撃に関係していると理解しています」と述べ、具体的な言及を避けながら「イエメンからミサイルが発射された可能性がある」と示唆しました。

また、最近では、米国とサウジアラビアが紅海でフーシが発射したと見られる無人機を撃墜しており、これもイスラエルを狙ったものと言われています。