李克強前首相が水泳中に心筋梗塞を起こし、上海で亡くなったという報道がありました。この悲しいニュースは、香港サウスチャイナモーニングポスト（ＳＣＭＰ）が２７日に消息筋を引用して伝えたものです。李氏は２６日、上海のホテル東郊賓館の室内プールで心筋梗塞を起こし、警護員と医療スタッフによって近くの病院に搬送されましたが、翌日の０時１０分に息を引き取りました。
このニュースによると、李克強氏は以前に冠動脈バイパス手術を受けた経歴がありました。李氏の死体は現在北京に移され、葬儀の準備が進められています。また、東郊賓館は当局からの通達により、公示があるまで営業を停止することになったそうです。
中国の習近平国家主席は、李克強氏の中国経済発展に対する貢献を称えたと報じられています。李氏は中国共産党内の主要派閥「共産主義青年団（共青団）」系を代表し、習主席の就任後の２０１３年から今年３月まで中国ナンバー２の国務院総理職を務め、中国経済政策の総括を行っていました。
「日本ニュース24時間」では、この悲しい出来事に対して心からお悔やみ申し上げます。李克強氏は中国の経済政策に大きな貢献をした重要な人物であり、彼の死は多くの人々にとって大きな損失です。
