ガザ地区の国連倉庫で食料略奪!秩序崩壊の懸念、イスラエル軍は食料不足を否定

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食料不足が深刻化しているパレスチナのガザ地区にて、国連機関の倉庫で食料が略奪される事件が発生しました。この事件により、ガザ地区の秩序が崩壊する懸念が広がっています。

UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)によれば、ガザ地区の中部と南部にある倉庫や配送センターで28日、数千人が押し入り、小麦粉や衛生用品などが略奪されたとの声明が発表されました。また、一つの倉庫はエジプトからの支援物資の保管場所だったとのことです。

UNRWAガザ地区の責任者は、「3週間にわたる戦争と厳しい封鎖を経て、社会秩序が崩壊し始めたことを示す憂慮すべき兆候だ」と警告しました。

この一週間で、約80台のトラックが支援物資をガザに届けていますが、28日の通信遮断により、さらなる物資の受け入れに関する調整ができなかったそうです。

一方、CNNの報道によると、29日にはエジプトからガザに向けて10台のトラックが支援物資を届けたとのことです。

イスラエル軍は、「これから数日でさらに多くのトラックがガザに入るだろうが、食料不足は起きていない。水や医薬品も十分にある」と述べ、食料不足を否定しました。

この情報は、テレビ朝日が報じたものです。

ソースリンク: 日本ニュース24時間