最年少26歳・髙島崚輔市長が「ディベートで培った力」 高校時代の経験「なかったら仕事を満足に進めるのは相当厳しかった」

髙島さんの写真

兵庫県芦屋市の最年少市長、髙島崚輔さんは、高校時代にディベートという活動に打ち込んでいました。彼は全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)の全国大会に2、3年連続で出場し、予選リーグを勝ち抜くなどの成績を収めました。

ディベートは「意思決定の訓練」として注目されており、髙島さんもディベートの考え方が彼の仕事に活かされていると語っています。ディベートについての思い出や、市長としての仕事でどのように役立っているのか、髙島さんに話を聞いてみました。(聞き手・構成:J-CASTニュース編集部 工藤博司)

ディベートで培われた力が市長業務に生きる

高校生の頃、髙島さんは生徒会などさまざまな活動に取り組んでいました。その中でも特に注目すべきは、全国中学・高校ディベート選手権での活動です。当時の思い出や、ディベートで培ったスキルが市長の業務にどのように生かされているか、教えてください。

髙島さんは「ディベートは短期間でまとめて分かりやすく話すという能力を大いに培ってくれました。市長として議会で言われたことに対してきちんと答えるためには、この能力は欠かせません。ディベートのトレーニングがなかったら市長の仕事を満足に進めるのは相当厳しかったと思います。」と、ディベートが役立っていることを語りました。

前任の市長も市議会議員出身であり、ディベート経験があったため、市長業務においてもスムーズに進めることができました。髙島さんは、ディベートで培った思考力や表現力が、市長としての仕事で大いに役立っていると感じています。

市議会でのディベートと国会での質疑

国会では議員が後ろから紙を差し込まれることがありますが、市議会ではそういったことはありません。市議会においては、市長が正式な答えを担当することはありません。しかし、市長の代わりに部長や副市長などが答えることがあります。髙島さんは、「市長が常に正式な答えをするわけではありませんが、議会での意見に対して適切に返答したり、重要なポイントを強調したりすることは大切です」と語りました。

まとめ

ディベートは、髙島さんにとって市長の仕事において大いに役立つ経験でした。ディベートを通じて鍛えられた短時間でのまとめ上げる能力や、分かりやすく話すスキルが、市長としての仕事に生かされています。

髙島崚輔さんはまだ26歳と若く、将来に期待が高まります。彼のディベート経験や活躍が、市政のさらなる発展に寄与することでしょう。

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