ハロウィーンの時期がやってきました。しかし、今年の渋谷では仮装している人が少なく、寂しい光景が広がっています。今回は、渋谷の厳戒態勢やハチ公改札口の一時閉鎖についてご紹介します。
渋谷駅周辺で厳戒態勢
ハロウィーン前の週末、渋谷駅周辺では雑踏事故やトラブルを防ぐために厳戒態勢が敷かれました。渋谷区や警視庁が注意を呼びかけ、31日まで引き続き警戒を呼びかけます。
「今年は仮装している人が全然いなくてさみしい」
アニメキャラクターに扮した人々が渋谷を訪れることで知られていますが、今年はその光景が見られないと嘆く声があります。横浜市の会社員男性（24歳）も、27日と28日の2日連続で渋谷にアニメキャラクターの姿でやって来ましたが、残念ながら仮装した人が少なく、さみしさを感じているようです。
厳戒態勢が敷かれた渋谷
渋谷では「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません」という横断幕が掲げられ、28日の夜にはスクランブル交差点などで交通整理する警察官の姿が目立ちました。ハチ公像周辺は朝から仮囲いで封鎖され、駅のハチ公改札口も夜になって一時閉鎖されました。
安全対策と自粛の呼びかけ
韓国の梨泰院での雑踏事故や新型コロナウイルスの「5類」移行後初めてのハロウィーンで多くの人出が予想されたことから、渋谷区は事前に来街自粛の呼びかけを行いました。また、27日からは区条例に基づき夜間の路上飲酒が禁止されています。
人出は去年と比べて増加
信頼性のあるIT企業「アグープ」のデータによると、ハロウィーン前の金曜日に比べ、27日の午後9時から11時までの人出は約10%増加しているとのことです。
渋谷を訪れた会社員男性の声
東京都八王子市から居酒屋に行くために渋谷を訪れた会社員男性（26歳）は、「雑踏事故が怖いので、自粛の呼びかけには安心しました。来年以降も続けてほしいです。」と話しています。
以上が渋谷でのハロウィーンの様子です。今年は仮装している人が少なく、寂しい気持ちになるかもしれませんが、安全対策や自粛の呼びかけが行われていることは安心です。
この記事は日本ニュース24時間のコラムです。
ソースリンク： https://news.yahoo.co.jp/articles/a0aa3d596e932b96d6fcc68d153ff472daef8320
