「ハチ公どこ?」 ハロウィーン安全対策で封鎖、外国人ら嘆き節

ハチ公像

ハロウィーンが近づくなか、東京・渋谷駅前のハチ公像周辺が安全対策のために囲まれ、外国人観光客たちががっかりしています。ハチ公を見るために来日した観光客は、「なぜ見ることができないのか」と嘆いています。

ハチ公が海外でも有名に

ハチ公の物語は海外でも非常に有名です。2009年に公開された米国映画「HACHI 約束の犬」では、リチャード・ギアさん演じる大学教授が迷子になっていた秋田犬を連れて帰り、可愛がる姿が描かれています。教授が病気で亡くなるときでも、ハチは教授の帰りをずっと待ち続けます。

この映画を見たダナさんも、忠犬ハチ公に興味を持ち、本物のハチ公像を見たいと思ったそうです。しかし、明日ドイツに帰国するため、見ることができなくなってしまいました。

外国人観光客の失望

ノースカロライナ州から来たジョン・デツィメンディさんと妻のなぎささんも、ハチ公像を見るために来日し、囲まれた状況にため息をついています。彼らは7年ぶりに来日し、ハチ公像や渋谷の交差点を渡ることが孫たちの望みでした。

ジョンさんの孫であるメラニー・デルーナさんも、「HACHI 約束の犬」という映画を見てハチ公に興味を持ちました。一家は囲まれたハチ公像を見つめるしかできませんでした。

なんとかハチ公像を見る方法はないかと訪ねる外国人観光客もいます。「ハロウィーンの人出が問題なら、お酒の提供時間を短くすればいいのではないでしょうか。ハチ公像は見せるべきです。こっそり見る方法はないか知りませんか?」と話します。

まとめ

ハチ公像を楽しみにして訪れた外国人観光客たちは、残念ながら安全対策によってハチ公像を見ることができませんでした。忠犬ハチ公の物語は海外でも有名であり、多くの人々がその姿を見たいと思っています。今後、観光客がハチ公像を楽しむ方法が見つかることを願っています。

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