安全装置が機能せず自転車と接触 国内初の完全自動運転で初の事故

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日本ニュース24時間

先日、福井県永平寺町で驚きの出来事が起こりました。国内初となる完全自動運転の車両が、自転車と接触してしまったのです。本来なら、車両が走行コース上に障害物を検知した場合には自動的に停止して事故を未然に防いでくれるはずでしたが、この自動機能が正常に機能しなかったのです。

初の接触事故が発生

福井県永平寺町での自動運転は、今年の5月にスタートしました。この車両はレベル4の完全自動運転が可能で、週末や祝日に約2キロの区間を往復運転していました。しかし、残念ながら29日、この自動運転車両が自転車と接触してしまったのです。

事故は、午前10時25分ごろに発生しました。車両には4人の乗客が乗っていましたが、幸いにもけが人は出ませんでした。事故原因については、現在調査中であり、安全対策が確認されるまでは運行を中止することになりました。

自動運転の未来と課題

政府は、2025年までに全国50カ所以上、そして2027年までに100カ所以上で地域限定の無人自動運転移動サービスを実現することを目指しています。自動運転の可能性と利便性に期待が寄せられていますが、今回の事故からもわかる通り、まだまだ課題が残っていることが分かります。

このような未来技術に対して私たちは期待を寄せていますが、その前に安全性が確保される必要があります。今回の事故は、自動運転の安全性に対する懸念を再認識させられる出来事となりました。

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Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/588cb7b9c80e58abb8bd21ce0c38d84ac7c79b41