阪神&オリックス優勝パレード、クラファン低調 「資金が万博に流用」の憶測… 実行委・大阪府の回答は

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日本シリーズは熱戦が続いているが、阪神とオリックスの優勝パレードはクラウドファンディング(CF)の支援が伸び悩んでいるという。SNS上では「万博の資金集め」という噂が広がっているが、実際のところはどうなのだろうか。この件について、大阪府に問い合わせてみた。

優勝パレードの詳細

阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝パレードは「兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード』~2025年大阪・関西万博500日前!~」というタイトルで行われる予定だ。このパレードは地元の行政や財界が協力し、実行委員会が主催するものである。CFの目標額は5億円で、交通誘導や安全管理に充てられる予定だった。しかし、現時点では目標額の10%も集まっておらず、支援の伸び悩みが続いているようだ。

臆測が生まれる背景

阪神とオリックス以外の「大阪・関西万博」という言葉が優勝パレードのタイトルに含まれていることに対し、一部の人々から反感が生まれている。実際、万博の建設費用は予定よりも最大で1.9倍も膨れ上がっているため、SNS上では「余ったお金が万博の資金に流用されるのではないか」という憶測が拡散されている。

大阪府の回答

この件について、私たちは大阪府の府民文化部に問い合わせた。大阪府は「クラウドファンディングで募った資金は万博に使用する予定はない」と明確に回答している。また、優勝パレードにおいて万博のPR活動を行う予定もないとのことだ。さらに、「~2025年大阪・関西万博500日前!~」という部分はサブタイトルであり、特に名称の変更はないとのことだ。

阪神とオリックスの優勝パレードに関して、クラファンが低調であるとの報道がありましたが、実際はどうなのか確かめてみました。大阪府によると、クラウドファンディングで集まった資金は万博には使用されないとのことです。優勝パレードでの万博のPR活動も予定されていないそうです。つまり、SNS上で広がっている「資金が万博に流用されるのではないか」という噂は事実ではないと言えるでしょう。

記事のソースリンク: 日本ニュース24時間