スペインのマドリード中心部で、ヨーロッパ議会の元副議長であるアレホ・ビダル・クアドラス氏が銃撃され、重傷を負うという衝撃の事件が起こりました。この事件により、スペイン中は大混乱に陥りました。
ヨーロッパ議会のベテラン政治家、重傷を負う
この事件は、スペインのマドリード中心部で9日に発生しました。アレホ・ビダル・クアドラス氏は、極右政党「ボックス」の創設者の1人であり、ヨーロッパ議会では副議長を務めた経験もあります。午後1時半ごろ、彼は路上で銃撃されました。顔面を撃たれ、銃弾が下あご部分を貫通しましたが、彼は病院に搬送され、命に別状はないと報じられています。
ヒットマンによる犯行か
犯人は黒いヘルメットをかぶり、銃撃の後、バイクで逃走しました。捜査当局は、この事件がプロのヒットマンによる犯行の可能性があるとして、犯人の行方を追っています。明確な動機や背後関係はまだ明らかになっていませんが、この事件は政治的な背景がある可能性が指摘されています。
この事件により、スペインでは政治的な緊張が高まっており、現在は捜査が進められています。スペイン国民にとっても、この事件が安全の問題を浮き彫りにする出来事となりました。
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※本記事のソースはテレビ朝日です。