精神障害で思いとどまれず、子どもとトラブル…裁判員裁判で被告の弁護側が否認

北海道・旭川市で起きた殺人事件について、被告の裁判員裁判が始まりました。事件では、精神障害を抱える男が子どもとトラブルになり、その子どもの親である夫婦を刃物で切りつけ死傷させたとされています。初公判では、被告の弁護側が起訴内容を否認しました。

事件の詳細

起訴状によれば、旭川市の無職・川口和人被告は2022年9月、自宅にBB弾を投げ込んだ子どもとトラブルになった後、子どもの親である夫婦(当時30代)を折りたたみナイフで切りつけました。その結果、夫は殺害され、妻も重傷を負いました。川口被告は殺人などの罪に問われています。

弁護側の主張と検察側の指摘

初公判で、川口被告は「弁護士に一任している」と述べ、起訴内容を否認しました。一方、検察側は、川口被告の犯行には強い殺意があったと指摘しています。

被告の弁護側は、精神障害により思いとどまることができなかったと主張し、殺人などの罪が成立しないと主張しています。

判決は12月1日に言い渡される

この裁判員裁判の判決は12月1日に言い渡される予定です。事件についての情報は、「イット!」の放送で追加される予定です。

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