木村拓哉、独立の難しさと"裏切り者"の呪縛

木村拓哉（51歳）、独立への困難さが続く中、彼の動向が注目されています。SMAP解散騒動の影響などが絡んで、簡単に独立を果たすことはできません。

ジャニーズ事務所の看板との関係

岡田准一（42歳）や二宮和也（40歳）、生田斗真（39歳）など、すでに元V6や嵐のメンバーが相次いで独立を宣言しています。俳優としての地位を築いた彼らにとって、ジャニーズの看板が逆に足かせとなる可能性があるため、独立は当然の選択と言えるでしょう。木村も同様の状況にあると言えます。

最近のヒット作品である「教場」の新作が制作延期となったことや、かつて出演していたマクドナルドのCMが外れてしまったことなどからも、木村の旧ジャニーズとの関係が離れていくのではないかと指摘されています。しかし、まだまだ数字（視聴率）が期待できる彼にとって、旧ジャニーズからの離脱は一筋縄ではいかないようです。

SMAP解散騒動からの呪縛

SMAPの解散騒動の際、木村はジャニーズに残ることを決めたことでグループは分裂しました。その結果、木村はSMAPのファンから”裏切り者”と呼ばれることになりました。当時の社長であった藤島メリー泰子さん（故人）と、木村の妻である工藤静香さんが親しい関係にあったことが、木村の残留の理由として指摘されました。藤島メリーさんが亡くなり、娘の藤島ジュリー景子さんも芸能界から退いた今、木村の独立の可能性はありますが、再び”裏切り者”との批判を受けることも考えられるため、慎重な判断が求められているようです。

もちろん、彼の俳優としてのキャリアにはまだまだ期待が寄せられていますが、独立を果たすためにはその道のりは険しいものとなるでしょう。