元オウム幹部・上祐史浩氏が謝罪 15日死去の創価学会・池田大作氏を追悼「大変ご迷惑を…深くお詫び」

Elementary Japanese by Eriko Sato

オウム真理教の元幹部であり、宗教法人「ひかりの輪」の代表でもある上祐史浩氏(60歳)が、自身の旧ツイッターを更新しました。この投稿では、15日に95歳で亡くなった創価学会の池田大作名誉会長を追悼しました。

追悼のメッセージ

上祐氏は自己のプロフィールで「アレフ=旧オウムは16年前に脱会」と述べ、さらに「心よりお悔やみ申し上げます。生前、オウム真理教時代において、大変ご迷惑をおかけしたことにつき、改めて深くお詫び申し上げます」と記しました。

オウム関連の事件

オウム真理教関連の一連の事件の中で、1993年に池田氏への暗殺計画があったことが明らかになっています。上祐氏は、ロシアに赴任中であったため、被害がなかったことから起訴されず、その後の1995年のサリン事件の報道を通して初めて知ったと述べています。上祐氏は、「池田大作氏個人を狙ったものかなど詳細は分かりませんが、オウム教団が創価学会にサリンを散布しようと試み、逆に幹部信者がサリンを吸引し、治療を受けたと思われます。その前後、幹部信者がロシアを麻原と共に訪れ、具体的な原因は不明ですが、体調が崩れていたことを覚えています。時間的にも一致しています」と述べました。

その他の投稿では、今年に入って教祖の大川隆法氏が急逝し、これで日本の昭和・平成時代のカリスマ教祖全てがこの世を去ったことで、一つの時代が終わったとの感想を述べています。また、浅井昭衛氏の死去、旧統一教会に宗教法人解散命令請求、アレフ(旧オウム)に再発防止処分の適用など、従来型の宗教の終わりの始まりではないかとも語っています。

池田大作氏の功績と影響

池田大作氏は老衰のため東京都新宿区の学会施設で亡くなりました。彼は創価学会を国内最大の宗教団体に育て上げ、公明党の設立や政界への影響力も持っていました。彼の葬儀は家族のみで行われ、後日お別れの会が開かれる予定です。長い間、カリスマ的な存在として人々に影響を与え続けた池田氏の死去により、巨大組織の将来の運営や、自公連立政権への影響について懸念の声が出ています。

記事のソースリンク: 日本ニュース24時間