公演中止、休演者続出の宝塚歌劇月組が東京千秋楽 トップ・月城かなと「つらいこともたくさんあったと思う」

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宝塚歌劇月組の東京宝塚劇場公演「フリューゲル ―君がくれた翼―」「万華鏡(ばんかきょう)百景色」が19日、大千秋楽を迎えました。この公演では、インフルエンザ感染者が相次ぎ、開幕2日目の同15から17日まで公演が中止になったり、トップ娘役の海乃美月さんが一時休演したりと、困難な状況が続いていました。

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しかし、トップスターの月城かなとさんは、カーテンコールで感謝の気持ちを述べました。「1か月公演を続けることが当たり前じゃないことと分かってはいたんですが、改めて実感しました。どんな時も前向きに真摯(しんし)に舞台に取り組んでくれたおかげ。本当にありがとう」と、仲間に向けて感謝の言葉を贈りました。

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月城さんと海乃さんは来年7月に退団する予定です。宝塚大劇場公演を終えた2日後の9月26日には、宙組娘役の生徒が転落死するという悲劇が起きました。月組には亡くなった生徒の同期が7人もいたため、歌劇団全体が揺れる中での東京公演となりました。

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公演中には、困難な状況に直面しながらも、月城さんが舞台に立ち続ける姿勢を見ることができました。「毎日続けることがとても大変な公演ではあったんですが、月組のみんなが気丈に振舞ってくれて…。いや、つらいこともたくさんあったと思うんですけど、それでも前を向いて、お客様が待っていてくださる限り、舞台を届けたいという思いで、いろんなことに耐えてくれました」と、月城さんは語りました。

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月城さんは来年1月にスペシャルコンサート「G.O.A.T」を控えています。その後、3月にはサヨナラ公演「Eternal Voice 消え残る想い」「Grande TAKARAZUKA 110!」が開幕します。月城さんは退団に向けて、次のステージに向けて頑張っていくことを決意しました。

「日本ニュース24時間」では、宝塚歌劇月組の東京千秋楽についての詳細な報道をお伝えしました。日本ニュース24時間で詳細をご覧ください。

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