「岸田首相の児童手当要件見直し、歓迎の一方で厳しい意見も」

「異次元」とはいったいどこなのか、岸田首相の児童手当要件見直しに反応があった。政府は、来年度から児童手当を拡充し、第1子が高校卒業すると第3子が第2子とみなされる要件を見直すと明言した。しかし、ネット上では歓迎する声だけでなく、少子化対策の物足りなさに対する怒りのコメントも相次いでいる。

児童手当の見直し

政府は、2024年10月から第3子について0歳から高校生までの期間、児童手当の支給額を現行の最大月1万5000円から月3万円に倍増する方針を打ち出している。しかし、現状の要件では第1子が高校卒業後は2人目が第1子、3人目が第2子と数えられてしまい、増額分が受給できないという問題が生じていた。

岸田首相のコメントに対する反応

岸田首相は衆院予算委員会で、「現行の第3子のカウント方法を見直し、月3万円支給できる第3子の範囲を広げていきたい」と述べた。しかし、ネット上では賞賛する声はごくわずかで、内閣支持率の低下に対して「やることなすこと遅いんだよな」といった批判的な意見が多く見られる。

「出し惜しみ」「異次元の少子化対策ってどこなの?」といったコメントもあり、岸田首相が年頭会見で述べた「異次元の少子化対策」との皮肉めいたコメントも目立った。

まとめ

岸田首相の児童手当要件の見直しには歓迎する声と厳しい意見がある。政府が児童手当を拡充する一方で、現行の要件に対する不満や批判も相次いでいる。少子化対策に対する期待は高まっているが、その実現にはまだ道のりが長いようだ。

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