安倍元首相がパーティー券売り上げ疑惑に直面 – 続々と報道される裏付け

安倍派でのパーティー券売り上げが議員にキックバックされ、裏金化していた問題で、ジャーナリストの岩田明子氏が安倍晋三元首相が対応を指示していたと報じた。この報道を裏付ける形の情報が相次いでいる。

パーティー収入の流れ

岩田氏の「さくらリポート」によれば、細田博之前衆院議長が会長だった「細田派」時代には、現金で還流した分を政治資金報告書にどう記載すべきかの統一方針が示されなかったという。

安倍氏が派閥会長となった21年11月に状況を知り、会計責任者を叱責し、「この方法は問題だ。ただちに直せ」と指示した。方針は21年5月のパーティーで反映されたが、安倍氏が病に倒れた後も改善されず、問題は続いている。

報道には岩田氏のリポートが大きな反響を呼んだが、「安倍氏をかばっている」という批判もある。

産経や朝日の報道が補強

しかし、産経新聞は23日付で「安倍派は22年にパーティー券のノルマ超過分を還流させないよう通達したが、一部の議員はそれに従わずに還流を続けていた」と報じた。

同日の朝日新聞も「安倍氏は22年4月、5月に控えた派閥のパーティーでの還流を取りやめるよう提案したが、最終的には撤回され、通常通りの裏金として還流が実施された」と報じている。

これらの報道は岩田氏のリポートを補強するものである。

ジャーナリストの報道によって安倍元首相の関与が浮き彫りとなったパーティー券売り上げ疑惑。今後、より詳しい真相が明らかにされることが期待される。

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