「ケンカ売ってる」「印象悪すぎ」― マフィン食中毒騒動の「おわび文」再び物議を醸す

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東京のイベントで販売されたマフィンによる食中毒騒動が起こり、関連店舗の公式ホームページが閉業を発表したことはご存知でしょうか。ところが、その公式ホームページの閉業を発表する文章が、再び物議を醸しているのです。

「ケンカ売ってる」… マフィン食中毒騒動の「おわび文」

公式ホームページで公開された「お詫びとご案内」と題された文章は、「拝啓 時下いよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」という言葉から始まり、改めて関係者やお客様に謝罪の意を表しています。文章の中では、食品衛生に関する知識や理解、対策が不十分だったことを省みる一方、まだ正確な原因が判明していないと明言しています。さらに、「本件事故発生以来、当店は閉業しており、営業再開の予定はございません」と閉業を公表しました。また、その中で、偽のホームページが作成されたことにも触れ、被害を訴えています。

冒頭のあいさつ文には注目が集まりました。「清祥」とは、「相手が健康で幸せに暮らしていることを喜ぶ」という意味で、今回の騒動で健康被害を出した客からは、「健康被害を出しているのに、清祥を祝われても」「ケンカを売ってると思われても仕方ない」といった批判的な声が上がっています。さらに、「弁護士が関わった文章ならまだしも、この文章は酷すぎる」といった指摘もありました。言葉遣いが適切でないと感じる人も多く、その結果、二次的なクレームが発生する可能性も考えられます。

この関連店舗は、先月の「デザインフェスタ」に出店しており、そこで販売されたマフィンを食べた人々から腹痛などの体調不良が相次いだため、厚労省から「CLASS I」の危険度が認定されました。この事態に対し、関連店舗は最初は生ものの返送指示など対応に混乱を招き、非難を浴びる結果となりました。

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