宝塚歌劇団の若手スター5人、アンバサダー活動停止へ―劇団員急死問題で

宝塚歌劇団の劇場

(画像提供:日本ニュース24時間)

宝塚歌劇団の若手スター5人が、2025年大阪・関西万博の「アンバサダー」として活動停止となることが明らかにされました。この決定は、劇団員の女性(25)が急死した問題に関連しています。日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長が24日の記者会見で発表しました。

アンバサダー活動の停止

アンバサダーは、万博の魅力を伝えるため、各地のイベントに参加し、機運を盛り上げる役割を果たします。宝塚歌劇団からは、将来を担う若手スターの花組・聖乃あすか、月組・風間柚乃、雪組・縣千、星組・極美慎、宙組・風色日向の5人が選ばれました。彼らの就任は、20年2月に発表されました。なお、他には歌手のコブクロやお笑いコンビのダウンタウン、京都大学の山中伸弥教授らもアンバサダーを務めています。

劇団員の急死問題の背景

劇団員の女性は9月、宝塚市の自宅マンション敷地内で亡くなりました。歌劇団の調査報告書では、長時間の活動や上級生からの指導といった要素が重なり、女性には「強い心理的負荷」がかかったことが明らかにされています。ただし、パワハラは認められていません。

この悲劇を受けて、アンバサダーとしての活動は当面停止されます。石毛博行事務総長は、「今のスケジュールでは登壇予定はない。そういう状況が続くのではないか」と述べました。

お知らせ元記事:Yahoo!ニュース

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