【流行語大賞】やくみつる氏「増税メガネ」選出外について釈明「忖度をしたのではなくて気遣い」

やくみつる氏

今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われました。ノミネート語に選ばれなかった岸田文雄首相をやゆする呼称「増税メガネ」について、選考委員である漫画家のやくみつる氏がコメントしました。

やくみつる氏の心情

やくみつる氏は「30語発表されてすぐにネットがざわついた」と振り返りました。「世間では『忖度(そんたく)があったんじゃないか』とか言われていたんです。実際に『増税メガネ』は仮のポイントは入っておりましたが、積極的に推すのにはためらいがありました」と打ち明けました。

やくみつる氏は、自身の知人にも子どもの頃の弱視のせいで今も分厚いメガネをかけている人がいることを明かしました。「忖度をしたのではなくて、気遣いといいますか。そういう風に解釈していただければと思います」と述べました。

「増税メガネ」の話題性

11月上旬にノミネート30語が発表されると、SNS上でノミネートされていない「増税メガネ」が話題になりました。首相は国会で呼称について触れ、「はい、ネットなどで、そういった名前で私を呼んでいる動きがあることは承知をしています」と、冷静な表情で応じました。長妻昭政調会長から指摘された時と同様に、首相は冷静に対応しました。

このニュースの画像は「日本ニュース24時間」のオリジナル記事から提供されました。やくみつる氏の釈明によって、増税メガネに対する新たな視点が生まれました。

ソースリンク: 日本ニュース24時間