香港「愛国者選挙」投票率が過去最低に!「システムエラー」で異例の投票時間延長も

香港「愛国者選挙」投票率は過去最低か

香港の地方議会に相当する区議会議員選挙が行われ、その特徴的な形式により、さまざまな反応が起きています。この選挙では、「民主派候補」が排除され、市民の関心も非常に低く、投票も「システムエラー」により締め切りが延長される異例の事態となりました。

異例の投票時間延長「システムエラー」

10日に行われた投票は、予定では午後10時半に締め切られる予定でしたが、有権者の身元を確認するシステムが故障し、午前0時まで投票が延長されることとなりました。このような事態は非常に異例であり、注目を浴びています。

「愛国者選挙」の背景と投票率の低下

香港では7月に行われた選挙制度の変更により、「愛国者」と認められた候補のみが出馬できるようになりました。その結果、「民主派」は一人も立候補することができず、選挙の民主性が問われています。

このような背景の中、投票率は民主化運動が続くなかで開かれた4年前の選挙の半分以下に落ち込む見通しです。もしも3割に届かなければ、これまでで最低の投票率となるでしょう。

このニュースは、香港の政治情勢に関心のある人々にとって重要なものです。投票率の低下と「システムエラー」による異例の投票時間延長が注目されています。

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