シカを襲うクマ続出!“肉食化”で冬眠に影響も?

冬眠のためにクマが穴にこもる日として知られる12月12日にも関わらず、今年はクマの出没が相次いでいます。

「熊蟄穴」も…相次ぐ出没

北海道・知床半島では、草を頬張る様子を見せるクマが現れました。厳しい冬を乗り越えるために穴にこもる時期であるはずのクマですが、各地で活動を続けています。

シカを襲うクマ続出“緊迫の町”

兵庫県の山間に位置する丹波市では、住民たちが緊迫した日々を送っています。地元の猟師によると、シカを捕まえるためのくくり罠にかかったシカがクマに襲われる事態が相次いでいるそうです。

“まるで人間”…器用に足を使う姿も

シカ用のワナにかかりながらも必死に脱出を試みるクマの姿は、まるで人間のようです。撮影された場所は、兵庫県丹波市にある住宅の真裏でした。

相次ぐ目撃情報 シカ用のワナを破るクマも…

丹波では、クマの目撃情報が相次いでいます。特に目を引くのが、シカ用のワナを破るクマの姿です。住民の一人が撮影した写真には、ワナから逃れようとするクマが天井を破って出てくる様子が写っています。さらに、別の日には住宅の裏をのそのそと歩いていくクマも撮影されました。

現場近くを再び訪れる“肉食クマ”

地元の元猟師によれば、シカを捕まえるためのワナが仕掛けられ、シカがかかった際にクマが襲ったとのことです。その後、同じ場所でワナにかかったシカを再び襲ったクマが現れました。さらに、市によるとその5日後、現場近くに再び訪れるクマがカメラに映っていたそうです。

これらの出来事から、専門家は「クマが肉を食べることを覚えたことが関係しているのではないか」と警鐘を鳴らしています。

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