岸田内閣の支持率最低更新、朝日世論調査結果を報告

岸田内閣の支持率の推移

朝日新聞社が行った世論調査によると、岸田文雄内閣の支持率が23%に低下し、同内閣の成立以来、最低水準となりました。政権復帰後の最高不支持率も66%に上昇しました。これは、自民党が政権に復帰した2012年以降でも最も低い数字です。

裏金疑惑と政権の評価

自民党内で広まっている「岸田政権は泥舟」という認識は、裏金疑惑によるものです。安倍派による組織的な裏金作りの疑いが浮上し、これを受けて岸田首相は14日に自民党派閥の4人の閣僚を交代させましたが、支持率の上昇の兆しは見られませんでした。

この裏金疑惑について、調査では岸田首相のこれまでの対応を評価しない人が74%で、評価する人の16%を上回りました。岸田首相は各派閥の政治資金パーティー自粛を党幹部と確認していますが、会長だった岸田派からは離脱しています。

支持率の推移と他政党の支持率

自民党の支持率は23%で、今年7月から5カ月連続で20%台後半で推移していましたが、さらに下落しました。政権復帰以降、最低だった10月と20年5月下旬の調査時の26%を下回りました。他の主な政党の支持率は立憲5%、維新4%などです。

調査方法

朝日新聞社が行った世論調査は、コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で実施されました。有効回答数は計1136人でした。

この記事は、日本ニュース24時間の独自の報道です。

出典:Yahoo!ニュース