検察側「袴田さんが凶器購入」 静岡地裁、再審で主張

袴田巌さん(87)の再審第5回公判が開かれました。袴田さんは1966年に静岡県清水市(現静岡市)でみそ製造会社の専務一家4人が殺害された事件で死刑が確定しています。しかし、検察側は袴田さんが凶器とされるくり小刀を購入したと主張し、犯人であると指摘しました。

なぜ袴田巌さんは「真犯人」に仕立て上げられたのか

事件の経過を改めて振り返ると、刑事司法のずさんな実態が明らかになります。袴田さんが被疑者として選ばれた理由や真相を解明することが重要です。

検察側の主張について

検察側は、静岡県沼津市内の刃物店店員が事件後、警察が提示した袴田さんの写真を選び、袴田さんが同店で凶器を購入し所持していたと指摘しました。また、袴田さんがお金に困っていたとも述べました。

再審の今後の予定

今回の公判が年内最後のものとなります。来年は、衣類のDNA型鑑定や血痕の色調変化に関する審理が予定されています。

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