悠仁さまの「冠」の準備費用は約260万円　来年度宮内庁予算案

来年9月に18歳となる秋篠宮家の長男・悠仁さまには、成年皇族としての「冠」が授けられることが決まりました。宮内庁の来年度予算案によると、この「冠」の準備費用は約260万円とされています。

悠仁さまへの贈り物

悠仁さまは2024年9月に18歳の誕生日を迎え、成年皇族となります。その際に天皇陛下から「冠」が授けられることになっています。令和6年度の政府予算案で、宮内庁はこの「冠」の準備費用として約260万円を計上しました。

また、秋篠宮家を含む皇族方の活動費として支給される「皇族費」も増額されることが決まりました。悠仁さまの成年に伴い、来年度の予算案では約400万円増え、総額2億6400万円になります。

悠仁さまの成年の儀式は、高校3年生であるため学業への影響を考慮し、9月の誕生日ではなく2025年3月の高校卒業以降に行われる予定です。この儀式では、悠仁さまの父である秋篠宮さまが着用した装束が活用されます。

男性皇族の成年は、秋篠宮さま以来39年ぶりのこととなります。

一方、天皇皇后両陛下の長女である愛子さまが正装で臨む儀式の際に着用される「ティアラ」については、予算案には計上されませんでした。これは物価高など国民生活への影響を考慮した結果です。

コロナ禍で成年を迎えた愛子さまは、新たにティアラを新調することなく、陛下の妹である黒田清子さんから借りたティアラを着用しています。