ロシア、最新鋭自走砲をフィンランド国境近くに配備へ=国営企業

ロシア国営軍需企業ロステフのトップ、セルゲイ・チェメゾフ氏は、フィンランドとノルウェーに接する北部軍管区に最新型の自走式りゅう弾砲を配備する予定だと明らかにしました。2023年のロイターの資料写真より

最新鋭の自走砲がフィンランド国境に配備予定

ロステフのトップであるセルゲイ・チェメゾフ氏は最新鋭の自走砲「コアリツィヤSV」の配備について、フィンランドとノルウェーに接する北部軍管区で行う計画を発表しました。この自走砲はすでに試験を終え、量産も開始されており、年内には初回の納入が予定されています。

西側の火砲モデルに優位性を持つ

チェメゾフ氏は、この自走砲の配備の必要性について説明しました。彼によれば、このクラスのりゅう弾砲は射程距離で西側の火砲モデルよりも優位に立つために必要だとのことです。具体的な配備時期や数については明らかにされていませんが、北部軍管区に配備されることが予想されています。

ウクライナ前線にも配備済み

タス通信によれば、すでにウクライナの前線にも「コアリツィヤSV」りゅう弾砲が配備されていると報じられています。

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配備予定の最新鋭自走砲